笑顔

スタジオの近くには野球練習場があり
よく野球少年の姿を見る。

前から走ってきた少年の集団の中に
顔が赤い子がいた。
遠目から見ても、真っ赤だ。
何か、ペイントしているのかと思った。
近づくと、それは傷なのかあざなのか、とても
酷くて顔中痛々しい状態だった。
生まれつきか、それとも大きな事故にあったのか。
彼は他の子供たちと楽しそうに笑って、ふざけ合い
ながら、わたしの横を走り去っていった。
あまりに、無邪気でひどくかわいかった。
赤さなんて目に入らないほど、表情が心に残った。
理屈じゃない。
人の良さなんて、見かけでもない。
自分で自分を窮屈にしているわたしと、解放している彼。
なんだか心に刺さった。
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by 2kaimenotanjyoubi | 2008-07-29 16:12 | 出会い